ICDM* (ディスプレイ測定の国際委員会) ― ご紹介
ICDM: International Committee for Display Metrology
ICDMはSID(インフォメーション・ディスプレイ学会)傘下の委員会で、ディスプレイ業界の最高級の専門家組織です。
ICDM委員会のメンバーは、ディスプレイやその関連分野に関する測定、光学、物理学、工学、色彩科学、視覚科学、電気工学の専門家です。250人以上のアクティブなメンバーとICDMに関心のある団体の50人以上が、アジア、アメリカ、ヨーロッパを含む世界の多くの国々から参加しております。
ICDMは、ディスプレイに関する規格標準を開発し、維持しております。多くのディスプレイのパラメーターの評価方法を詳述したIDMS1(インフォメーション・ディスプレイ測定法標準 第一版)を出版しました。これは、測定技術、用語の定義、その結果の意味するところ、を述べたものです。 ICDMが目指すところは以下の通りです。
ICDMが目指すところは以下の通りです。
- ディスプレイ測定の共通言語を提供することにより、ディスプレイ産業を支援する。
- ディスプレイの性能を表す正確で精度の良い数値が得られるように、測定方法と測定基準、解釈、指導に使える説明、を提供する。
- ディスプレイのユーザーに、ディスプレイのパラメーターで重要なのは何か、それがどういう意味があるのかを明確に示し、ディスプレイの性能を示すのに時として使われるごまかしや虚偽表示(いわゆるスペックスマンシップ)に注意を促す。
- 詳細な測定手段を提示して、他の標準化組織がそれを参照できるようにし、それぞれの団体がそれぞれの測定法を開発する多大な労力を費やさなくてもよくする。
ICDMの会員はディスプレイの評価/特性評価に関して世界で最高の専門家で構成されています。ICDMは業界での誤りを正して、ディスプレイの評価に関する共通言語を使うことを促進します。対象は、すべてのタイプのディスプレイとその技術で、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)、プロジェクター、反射ディスプレイ、3Dディスプレイ、タッチスクリーン、フレキシブルディスプレイ、他、CRTを含めてカバーします。
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